平安時代の中期以降、仮名は様々な美しい姿をみせます。そうした仮名遺品(古筆)の中から、特色のある作品を撰んで、その仮名を鑑賞します。さらに変体仮名の読み方を学んでもらいます。仮名の様々な作品を通してわが国の美術、文化の特色にも触れたいと思います。 「重之集」は、平安時代中期の源重之の家集の写本で、1000年頃の作品かと思われるものです。「安宅切」は『和漢朗詠集』の写本の断簡で、きわめて美しい料紙に華麗な筆跡で書かれています。「継色紙」は、「三色紙」の一つとしてよく知られています。これらの鑑賞と読み方の解説をします。 |