概要

仏教とともにお香が日本にもたらされて以来、私たち日本人は神仏にお香を捧げるため、そして、自らの心と身体を清めるために、「香木」を焚くようになりました。 また平安時代には、調合されたお香である「薫物」を、お客様を迎える際にお部屋に焚いておいたり、お着物に焚き染めたり、自分たちの生活を優雅に楽しむように用いました。 やがて室町時代には、香木の香りを聞き当てる優雅なお遊び「組香席」が生まれ、貴族や大名たちの楽しみとなりました。 この講座では一人一人に「お香」を自ら焚いていただきます。慌ただしい日常を離れて一心にお香を焚き、最高の香りを味わう。心休まるひと時をお過ごしいただけましたら幸いに存じます。

曜日・時間	第3火曜日　13:30〜15:30
会場・教室	和室
受講回数	3回
持ち物	筆記用具
備　考
残席状況	○
体験	○
体験備考
WEB受付開始日時	2024/02/25(日) 10:00
WEB受付終了日時
その他資料

スケジュール

日　時	カリキュラム
2024/04/16(火)　13:30〜15:30	お香とは？香木の伝来と敬虔な心
2024/05/21(火)　13:30〜15:30	平安時代、源氏物語の世界と薫物について
2024/06/18(火)　13:30〜15:30	鎌倉以降、武家社会と香道の確立、近代まで

講師紹介

プロフィール

直心流家元。「広義香道の普及」を理念として活動。 各地の教室やカルチャーセンターをはじめ、大学・民間企業でも講義を実施。 講義テーマは「お香」を基礎として「仏教と聖徳太子」「平安時代と源氏物語の世界」「日本人の美意識」「季節の行事とお香の話：重陽節句」など。 海外でも「組香席」や「伏籠手前」を実施し、香道の普及に努める。

講師紹介

プロフィール

直心流師範。 各地の教室で「お香の焚き方」「香席作法」「伏籠手前」などの指導を実施。

お申し込み

料金区分	受講料
新規	16,896円	お申込み